おしっこトラブルについて

子供の頻尿について考えてみましょう。

日付:2019年04月03日

1.子供の頻尿とは

子どもにとっても、頻尿は大人と同様に深刻な問題です。おしっこが近くて困る、15〜30分おきにトイレに行く、トイレに行ったあとにすぐ行きたくなる、授業中も何度もトイレに行っている、おしっこで夜間目覚めるなどの症状があれば頻尿症かもしれません。

頻尿が続くと、勉強や運動などに集中できなくなったり、夜間たびたび目覚めるために睡眠不足なったりして、健康な成長や発育が阻害されてしまいます。また、頻繁にトイレにいくことで、学校や塾などの日常生活にも支障を来してしまうこともあります。

頻尿で悩んでいる保護者の方は、この機会に頻尿の原因と診断、治療法について考えていきましょう。

2.子供のおっしこの回数とは?

お子さんの1日のトイレの回数、すなわち排尿回数は年齢によって異なります。

1日あたりの排尿回数は体の成長に伴って減少してきます。生まれたばかりの赤ちゃんでは約1時間おきに1日15〜20回ほど排尿し、6ヶ月を過ぎると1時間半おきに1日10〜15回程度になります。

1歳から2歳では2時間おきに8〜12回、2から3歳で2時間半おきに6〜10回、3歳から4歳で3時間おきに5〜9回が1日の平均的な排尿回数です。

歳以降(12歳ぐらいまで)では3〜6時間おき、1日4〜8回と個人差が大きくなってくる傾向があります。ちなみに成人では4〜8時間おき1日3〜6回が正常な排尿回数です。

排尿機能が成熟した4〜5歳以降も、トイレの間隔が2時間より短い、または一日の排尿回数が10回を超える場合は、頻尿症が疑われます。

お子さんのトイレの間隔が明らかに短くなったと感じた場合は、膀胱炎や尿道炎などの可能性もあるので医療機関を受診することをおすすめします。

3.頻尿の子供のおっしこの回数は?

頻尿が気になってくるのは、一般的にはトイレトレーニングが終了した頃です。この時期(4〜5歳)の平均の排尿間隔は2〜4時間、トイレ回数は4〜8回程度ですから、これより頻繁にトイレに行くようであれば頻尿の疑いがあります。

このうち特に治療を必要とするのは、10〜30分間隔でトイレに行く、1日10回以上の頻尿や、トイレに行った後に立て続けに2〜3回トイレに行く場合などです。また、重症なお子さんでは、尿意が頻繁に生じてトイレから出られなくなってしまう場合もあります。

一方で多くの頻尿は一時的でしばらく様子をみていると自然に治ってしまう場合もありますので、排尿回数が多く日常生活(学校生活)に支障がでる場合、長期間(2〜3週間以上)続く場合に医療機関を受診してみるようにしましょう。