おしっこトラブルについて

昭和大学北部病院小児科 おねしょ外来の受診方法

日付:2020年02月11日

昭和大学横浜市北部病院小児科では、おねしょの専門外来を開設しています。外来開設以来、1万人以上のお子様のおねしょなどの尿トラブルに関する治療に従事し、ほぼ全ての患者さんが治癒されて、尿トラブル外来を卒業されています。

[受け入れ態勢] 毎週木曜日と金曜日の午後の時間帯を初診患者さん専用の診察日としています。予約を頂いた患者様の診察は子どもの尿トラブルを専門に診療している経験豊富な医師が担当します。このホームページの監修者である池田医師は横浜市青葉区青葉台駅徒歩2分のたけのこメディカルパーク(毎週水曜日午前:紹介状不要、保護者のみの相談限定です(前日の尿のみ採取して持参ください)で診察しています。

発達障害が疑われるお子様や、ADHDなどの発達検査を希望される場合は藤が丘こころのクリニック(横浜市青葉区藤が丘)と連携して治療しています。

昭和大学北部病院を受診を希望される方は,Web予約も可能な昭和大学北部病院の予約センター(←ここから昭和大学横浜市北部病院HP)から予約を取って来院してください。

[年齢] トイレトレーニングが終了する3歳前後から高校生まで、年齢を問わず受けて入れています。18歳以降の患者様につきましては、当院泌尿器科に紹介させて頂いています。

[受診地域] 関東近郊が中心ですが、北海道や九州をはじめとして日本全国から多くの患者さんが来院されています。<遠方から受診いただいた患者様の声>(←クリック) また、海外在留邦人(アメリカ、イギリス、オーストラリア、ロシア、ブラジル、チリ、ドバイ等)のお子様も受診されています。

初期の検査(血液検査、尿検査、腰のレントゲン検査など;通常受診当日に終わります)が終了し、症状が安定すれば外来受診は1〜2ヶ月に1度の頻度ですので、遠方からの通院も不可能ではありません。

遠方からの受診のために昭和大学北部病院に通うことが難しい患者様は、自宅近くの医療機関に紹介状を送って、相互に連携を取りながら治療させていただきます。

当院に初めて受診される方は,まず初診受付にいらしてください。受診される際に紹介状を持参なされると,ベット数200床以上の病院受診の際に課せられる選定療養費の支払いが必要なくなりますので、紹介状をもって受診して下さい。

排尿日誌(排尿日誌をつけてみよう)に記載して持参していただけると,おねしょの様子だけでなく、日中のトイレ回数や排尿量などが分かり治療の参考になります。

おねしょで悩んでいるお子さまや保護者の方に必ず力になれると思います。

 

ドクタープロフィール

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池田裕一
(教授/昭和大学藤が丘病院 小児科)

3000人以上のおしっこトラブルを抱えた子供達を治療し、20年以上大学病院で子供のおしっこトラブルに関連した診断と治療の開発に情熱を捧げてきた小児科医の目から、正しく偏りなくお届けします。