相談予約・受診について

○相談予約について

サイトリニューアルにつき、こどもの排尿障害の第一人者である昭和大学藤が丘病院小児科の池田医師に直接相談できる予約サイトが開設されました。インターネット上には、こどものお漏らし、おねしょの情報があふれていますが、信頼できるものは少なく、誤った内容や古い情報がそのままのHPも数多くあります。
こどもの排尿障害を正確に診断、治療できる施設は全国でも数施設しかなく、「相談したくても近くに相談できる専門施設がない」との声を数多くいただいています。これらの多くの声に答えるため、NHKなどのテレビ放送や大手新聞紙面でも活躍している池田医師と直接ご相談できる予約サイトを立ち上げました。ネット相談では病気の診断や治療をすることは禁止されていますが、生活上の悩みや病院受診の相談、また、生活指導や学校や家庭での工夫などのアドバイス受けることが出来ます。
お子様のお漏らしやおねしょでお困りの方は、ぜひ一度相談サイトを利用してみてください。

相談予約受付は
6月から運用開始予定

○受診について

1.病院を受診する前に

尿トラブル外来や小児腎臓外来など病院やクリニックを受診するのは勇気がいることです。でも、「自然に治るのを待っていたら高学年になってしまい困った!」、「近くの医者では相手にしてもらえなかった!」などの声をよく聞きます。

クリニックや病院の受診は、ちょっと抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、おねしょの専門家に症状や病気の検査を受けることが夜尿症を治す最善の方法です。おねしょの原因を正確につきとめて、早めの治療を行えば、おねしょを1年以内に治すことができます。

おねしょの専門医がいる病院・医院をすぐに受診できない場合は、まず、おねしょの相談が出来る医療機関のホームページなどでご自宅の近くの小児科や泌尿器科などのかかりつけの医師に相談し、診察を受けるか、あるいは専門医を紹介してもらいましょう。その際に、紹介状を書いてもらうと、初めての受診もスムーズに行えます。

2.実際の診察:問診について

病院やクリニックでは毎日のおねしょの状況だけでなく、起床時間や就寝時間、夕食の時間、糖分や塩分(お菓子や果物)の好みなど、お子さまの日常生活について詳しく聞いていきます。また、他の病院の受診歴や、アレルギーの有無、さらに現在服用している薬の種類なども大切な情報ですので確認されると思います。

ご両親がお子さまと受診される際には、夜間のおもらしの量や朝一番のおっしこの量、毎日のおねしょの状況などが分かるノートがあると、ドクターもお子さまのおねしょのタイプや重症度を理解しやすいので必ず持参してください。最初の受診時になるべく沢山の情報があった方が,ドクターとしてもお子さまのおねしょをより良く理解し,また的確にアドバイスが出来ます。

3.実際の診療:検査について

お子さまのおねしょの状況や日常生活などの問診を終えた後に、お子さまの体の状態を確認するために診察をさせていただきます。
診察で異常がないことが確認されれば、次は検査にうつります。全員に必要なのは、尿検査、血液検査だけです。これらの基本検査は、おねしょに合併している病気をみつけるためにも必要です。
尿検査では蛋白尿や血尿、細菌尿などをチェックし、さらにおっしこの濃さを比重で確認します。血液検査では貧血や白血球数、腎臓の機能、電解質、肝機能、栄養状態をチェックします。診察上必要があれば腰椎レントゲン検査で潜在性二分脊椎などの脊椎の病気が無いかも確認しています。
一般検査で何も異常がない場合が99%です。ごくまれに、腎臓病がおねしょの原因になっていたり、糖尿病や膀胱炎などが誘引となっておねしょをする場合があります。このような病気を否定するためには、頭のCT検査やMRI検査、お腹や骨盤内の超音波検査、膀胱や尿管の造影検査を行います。しかしこれらの精密検査が必要なお子さまの割合は、1%程度ですのであまり心配はいりません。

4.最初の診察が終わったら

初めての診察は緊張しましたか?診察室を出た後は、お子さまも、ご両親の方もほっとすると同時に、これからの不安も出てくると思います。
まずは、最初の受診で行った検査結果について、必ず次回の外来を予約して結果を聞いてください。まれに、精密検査が必要な場合がありますので、その際は担当医師の指示にしたがって検査スケジュールを立てましょう。
最初の診察で聞いた内容で,分からなかった点や理解出来なかったこと、実際には実行にできなかったことをメモにして担当医に伺ってください。おねしょ手帳を渡された場合は、毎日なるべく正確に記載して次回の受診時に持参していただくと、今後の治療や対策を立てる上で大変役に立ちます。
検査で異常がなければ、お薬などを処方されます。おねしょに使用されるお薬は安全なものばかりですが、ごくまれに思わぬ副作用が出現することがありますので、薬についてわからないことや疑問点があれば、担当医だけでなく、実際お薬を渡してくれる薬剤師からも、服薬の注意点や効能などについて詳しく聞いてみてください。
2回目の診察を終えると、おねしょのタイプや日常の注意点、お泊り対策、薬の種類や服用の仕方な ど、おねしょの治療に向けた準備が完了することになります。いよいよ、治療の開始です!



さあ、これからはお子さまご両親と、ドクターがひとつのチームとなって おねしょの改善と治癒に向けて共に歩んでいきましょう。