おしっこトラブルについて

こどもの頻尿:昭和大学藤が丘病院小児科の受診について

日付:2020年02月11日

昭和大学藤が丘病院小児科では、こどもの頻尿に特化した専門外来を開設しています。外来開設以来、4000人以上のお子様の頻尿、トイレが近い、おもらしなどの尿トラブルに関する治療に従事し、87%の患者さんが治癒されて、尿トラブル外来を卒業されています。(2020年1月現在)。

[受け入れ態勢] 毎週月曜日、金曜日を初診患者さん専用の診察日としています。予約を頂いた患者様は小児排尿障害の専門医が診察しますので紹介状を持参して来院してください(横浜市青葉区青葉台たけのこメディカルパーク(毎週水曜日午前:紹介状不要)、町田市成瀬にある小児科高橋医院でも頻尿の患者さんを診察しています。

尿トラブル外来ではトイレが近い(頻尿症)、トイレトレーニングの遅れなどのお子様を積極的に受けていれていますので安心してお越し下さい。発達障害が疑われるお子様や、心理的な影響が考えれられる場合は、小児科に併設している児童心理外来と連携して治療しています。

[年齢] トイレトレーニングが終了する3歳前後から高校生まで、年齢を問わず受けて入れています。18歳以降の患者様につきましては、当院泌尿器科に紹介させて頂いています。

[受診地域] 関東近郊が中心ですが、北海道や九州をはじめとして日本全国から多くの患者さんが来院されています。<遠方から受診いただいた患者様の声> また、海外在留邦人(アメリカ、イギリス、オーストラリア、ロシア、ブラジル、チリ、ドバイ等)のお子様も受診されています。

初期の検査(血液検査、尿検査、腰のレントゲン検査など;通常受診当日に終わります)が終了し、症状が安定すれば外来受診は1〜2ヶ月に1度の頻度ですので、遠方からの通院も不可能ではありません。

遠方からの受診のために昭和大学藤が丘病院小児科に通うことが難しい患者様は、自宅近くの医療機関に紹介状を送って、相互に連携を取りながら治療させていただきます。

当院に初めて受診される方は,まず初診受付にいらしてください。受診される際に紹介状を持参なされると,ベット数200床以上の病院受診の際に課せられる選定療養費の支払いが必要なくなりますので、紹介状をもって受診して下さい。

受診される際は,昭和大学藤が丘病院の初診の方へ(昭和大学藤が丘病院HP)のページを参考にしていらしてください。きっとお漏らしで悩んでいるお子さまや保護者の方の力になれると思います。

ドクタープロフィール

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池田裕一
(教授/昭和大学藤が丘病院 小児科)

3000人以上のおしっこトラブルを抱えた子供達を治療し、20年以上大学病院で子供のおしっこトラブルに関連した診断と治療の開発に情熱を捧げてきた小児科医の目から、正しく偏りなくお届けします。